光トポグラフィー

   
        
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光トポグラフィーについて

■光トポグラフィー検査とは

頭に専用キャップ(近赤外光を照射・検出する装置)をかぶり、簡単な課題を実施します。その時の脳血流量変化を測定し、脳機能を波形で表示します。
波形は、健常者、うつ病、躁うつ病、統合失調症で異なるパターン(6~8割の精度)を示すため、それを参考に診断や治療の補助として役立てます。
ただし、計測不良や非典型パターンなどで判定が困難となる場合もあります。

■検査の対象者は

ICD-10における統合失調症など(F2)、うつ病あるいは躁うつ病など(F3)の疾患によると思われるうつ状態の方(器質的疾患に起因するうつ症状の方を除く)に限られます。そのため、頭部外傷、神経症、発達障がい、不安障がい等によるうつ状態の方は、検査の対象になりません。

■検査を受けるには

まず始めに当院の精神科外来を受診してください。

Q&A

Q. 誰でも検査を受けられますか?
A. うつ病として治療を行っている患者で治療抵抗性であること。また、うつ病と双極性障害または統合失調症との鑑別が必要な患者(器質的疾患に起因するうつ症状の者を除く)に限られます。つまり、脳器質的疾患(頭部外傷、脳腫瘍、脳梗塞、アルツハイマー病など)に該当せず、しかも治療中のうつ症状が改善しない場合で、そううつ病や統合失調症との鑑別が必要な場合に検査を実施することができます。

Q. 検査を受けたいのですが、どうすればよいでしょうか?
A. まずは当院の精神科外来で診察を受けていただきます。その結果、検査の対象疾患(上記参照)と
判断されれば、検査を実施することができます。

Q. 診療情報提供書(紹介状)を持っていませんが、検査を受けられますか?
A. かかりつけ医療機関のある方は、原則として診療情報提供書(紹介状)を持参してください。

Q. 病院受診の際、必要なものはありますか?
A. 当院は保険診療で光トポグラフィー検査を実施しています。必ず保険証を持参してください。

Q. 年齢制限はありますか?
A. 成人の方が対象です。年齢の上限はありませんが、検査を理解し注意事項を守れる方であれば大丈夫です。

Q. 検査時間はどれくらいですか?
A. 検査自体は30分程度で終わります。

Q. 光トポグラフィー検査で病気が治りますか?
A. うつ症状の鑑別診断補助を目的とした検査なので、検査によって病気が治ることはありません。

Q. 検査をすることで、はっきりした病名がわかりますか?
A. この検査は精神疾患の有無や診断名を証明するものではありません。しかしこれまでの検討では、
約6割から8割の精度で臨床診断(うつ病、躁うつ病、統合失調症)を示唆する結果が出ています。

Q. 副作用や危険性はありますか?
A. 特記すべき副作用や危険性はありません。安全性については広く認められています。

Q. 検査を受けるにあたり、気を付けることはありますか?
A. 検査の前日には十分に睡眠をとってください。もし検査中に眠気があると、正確な結果が出ない可能性もあります。

Q. 検査当日に用意するものはありますか?
A. 診察券、保険証などを持参してください。

Q. 検査当日の注意点はありますか?
A. 服装については、普段どおりでかまいません。ただし、頭に検査装置を装着するため、
整髪料や化粧は控えめにしてください。また、カツラや入れ歯などについては、検査結果に影響が出る
可能性があるため、検査時には外していただきます。